メンタルヘルス対策支援とカウンセラー派遣のハートセラピー

会員専用ページ

お電話でのお問い合わせ
資料請求・お問い合わせ

トピックス

ホーム > トピックス

SELECT

トピックス

コラム2021.08.13

コラムVol.12 ハラスメント対策_感情マネジメント④「価値観を知る」

怒りを感じたときにどう対処するか、感情のセルフマネジメント手法をお伝えします。
 
第4回は「価値観を知る」です。
価値観とは、人生において大切にしていることや物ごとの捉え方によって、一人ひとりが違った価値観をもっております。起きた事象においての善悪の判断基準にもなります。価値観は多様であり、育った環境、親との関わり、体験や経験等により構築されます。
 
ハラスメントと価値観との関係性を考えると、人が「怒り」を感じるトリガーは価値観が影響していることもあります。2つのケースをご紹介します。
 
<ケース1>A部長 大切にしている価値観「時間」
A部長は時間に対してはとても厳しく、常に会議においても開始10分前には着席しております。ある日、会議において部下のBさんが開始時間を2分遅れで来ました。Bさんは急いで来たのか、息を切らしながら着席しました。それを見たA部長はBさんに向かって、「お前、会議開始時間は何時だと思ってるんだ。
お前みたいなルーズな人間がいるから、成果が上がらないんだ!」と叱責しました。
 
A部長は価値観ワークで自分が大切にしていることは「時間」であることに気づきました。「時間」が怒りのトリガーになっていたのです。
そのうえで、今後の感情マネジメントとしてA部長は以下の対処方法を考えました。
①    会議開催日には朝会で再周知する。開始時間を明確に伝える
②    提出期限については日頃の1on1 対話の中で進捗状況を確認し、フィードバックをおこなう
 
<ケース2>C課長 大切にしている価値観「達成」
C課長は部門の目標達成することに最大の価値観をもっています。年間の計画も緻密に立てて、部下に対しても四半期毎の達成目標をコミットさせます。先日、第2四半期の目標管理面談で部下のDさんが第2四半期で達成すべき目標に対し、未達でした。C課長はDさんに対し、「お前が課全体の足を引っ張っている。この1ヶ月で挽回する計画を作成して持って来い!」と怒鳴ってしまいました。
 
B課長は感情マネジメント研修で、このエピソードを語り価値観ワークで大切にしていることは「達成」であることに気づきました。今後、怒りの感情をコントロールするために以下の対処法を考えました。
①    人を責めることはせず、達成するために今後の行動を一緒に考えフィードバックする
②    日頃から部下が報告・連絡・相談しやすい雰囲気づくりをおこなう
 
いかがでしょうか。今回は2人の管理職のケースをもとに価値観が時として怒り感情に影響することをお伝えいたしました。価値観はあなたが「大切にしている信念、生きていくうえでの判断の基準」です。従って価値観を変えることは難しいでしょう。しかし、その価値観に気づき、人間関係をより円滑にするためのコントロールは可能です。
 
弊社ではハラスメント予防のための感情マネジメント研修も実施しています。興味がございましたらお問い合わせください。上司が抱えている悩みにお役に立てると思います。
 
講師:杉山 修
 
 
■お知らせ
 「上司のための対話力スキルアップセミナー」を9月より開催いたします。
 
 企業を取り巻く環境が多様化する中、ハラスメント・メンタル対策において上司と部下との関係がこれまで以上に重要になっています。さらにテレワークが浸透し、部下とのコミュニケーションの機会が少なくなる中、限られた時間で効率よく対話するスキルが必要となります。
今回のセミナーでは部下をやる気にするコミュニケーションを日常のマネジメントで「できる」スキルを身につけます。
 
 【このような方におすすめです】
・もっと部下に主体的、自律的に仕事を進めて欲しい
・やる気がない部下にどのように働きかけたらいいかわからない
・年上の部下にどのように関わればいいか、ヒントが欲しい
・テレワークで部下と効果的なコミュニケーションスキルを身につけたい
・コーチングを研修で学んだが、実践で上手く活用できていない
・もっと部下が元気よくイキイキと働いて欲しい
・コミュニケーションスキルをもっと身につけ、仕事でもプライベートでも活かしたい
 
 

一覧へ戻る