チーム・ウェルビーイングコンサルタント認定講座
よりよいチームをつくる人をつくる
チーム・ウェルビーイングコンサルタント認定講座
健康経営、ワークライフバランス、ダイバーシティ推進……。時代はまさにチーム員が互いに活かしあえる「働き場改革」を求めています。そんな時代に必要な人材がチーム・ウェルビーイングコンサルタントです。
対象者(受講をおすすめしたい方)
現リーダー、管理者など指導する立場の方
評価面談、ONE ON ONEミーテイングを行う管理者
美容院、クリニック、飲食店などの店長
人事部などの教育担当者
役職はないが職場で前向きな改革をしていきたい方
チーム・ウェルビーイングコンサルタント認定講座
- 所要時間
- 各回10:00~15:00(5時間)
- 開催地
- 武蔵小杉またはオンライン
- 講師
- 柳原 里枝子、大美賀 直子、杉山 修、川久保律子
- 定員
- 最大8名
- 参加費
- 全4回合計25万円(税込)
※同業者と判断した場合ご参加をお断りすることもございますのでご了承ください。
- ・SFアプローチでの指導や改善方法が自然に出来るようになります
- ・スタッフの主体性、モチベーションの向上を引き出せます
- ・相談者の課題を、共にポジティブに解決していくことができます
- ・組織の改革推進(創造性の開発、積極的アイディアの促進と実践)
- ・ハラスメント、メンタルヘルス不調者が発生しない職場づくりができます
- ・ご自身が人生をポジティブに過ごせるようになります
研修内容
第1回 チーム・ウェルビーイングコンサルタント基礎編
- ・チーム・ウェルビーイングコンサルタントとは
- ・SFアプローチと問題志向
- ・SFアプローチを組織へ活用
- ・SFアプローチコーチングスキル①
- ・アクションプラン作成
第2回 チーム・ウェルビーイングコンサルタント実践編
- ・ここまでの実施状況を共有
- ・基本スキル「傾聴」「質問」「承認」
- ・今後のさらなる具体的行動計画策定
3回目 チーム・ウェルビーイングコンサルタント応用編
- ・ここまでの実施状況を共有
- ・ゴールに向けての更なる課題解決アドバイス
- ・今後のさらなる具体的行動計画策定
4回目 チーム・ウェルビーイングコンサルタント総括編
- ・6ヶ月間の実践報告
- ・今後に向けての自己振り返りワーク
- ・チーム・ウェルビーイングコンサルタントとして組織への活用実践技法
- ※半年の取り組みについての発表とレポート内容により認定決定
参加者の声
企業法務部 部長
徳永 耕太郎 様
1.参加したきっかけ
働きやすい職場環境を作るための研修コンテンツを作成していた時に、参加者が、より能動的に、またより楽しんで日々取り組めるようなアプローチがないか探していたところ解決志向にたどり着いた。文献などで解決志向の論理は理解できたが、実践がどれだけできるものか、効果がどれほど見込めるものなのか自分自身で確かめたかった。
2.取り組んだこと
- ①毎日、最低1つは、人の「良いところ」を探すこと
通勤途中で目に入った人の「良いところ」を探すことから始めた。最初はとても難しく、表面的なことしか見ていない自分に気づかされた。継続しているうちに、個々の行動の理由や背景を考えるようになった - ②見つけた良いところを、すばやく言葉に出して、その人に伝えること(承認)
抽象的な言葉の承認では人の心には響かない。心から思ったことを具体的な言葉にすることで、自分自身でもその方の行動のGood Pointが整理できた。 - ③各自が思い描いている将来像に近づくためのお手伝い(コーチング)
各自がスモールステップで少しづつ自分の意思で目標に進んでいけるようなコミュニケーションをとる(気づくキッカケ作り)。
4.得たもの
良いとこ探しが習慣化されたためか、副次的効果として、意識せずとも、自部署外の社員についても、業務上関連している場面でなくとも、何気ない行動でも、何か理由があるのかもしれないと自然に考えるようになってきた。このことから、自部署以外の社員の何気ない行動を端緒として良いところを気づくようになり、様々な社員が様々な配慮をしながら日々行動を起こしていることを実感するようになった。また、意識せずに心底素直に良いところを見つけられ、承認できるようになることが、被承認者が自然に承認を受け入れ、承認された点を起点とした思考や行動に取り組むきっかけとなると実感できた。
つくば事業所 所長
本夛 仁 様
本夛様は、当初は会社より指名され「なぜ私が?!」と思われたとのことですが、半年後にはご自身の変化や様々な気づきを得て「この講座を周囲にも勧めたい!」と熱く語っていただいてきました。
1.目標(組織のありたい姿)
- (1)36協定特別条項適用者数名の時間外就業を通常枠内にする
- (2)管理職者の時間外労働の半減を目指す
2.自分自身の行動計画
- ①年次の全体方針会議の場で本講座に臨むにあたっての決意表明
- ②『スモールステップ』の考え方を根付かせる
各会議や、ちょっとした会話の中で、『目先できることを、まずやろう!』 - ③『承認』行為の実践
『承認』することの難しさを感じつつ、思ったことを素直に伝える
3.半年後の成果(一部紹介)
- ・長時間になりがちだった特定の作業者の残業時間が、協定枠内に収まるようになってきた。
- ・負荷が大きい特定作業について部署内で話し合いをしてしっかりと協業できるようになってきた。
- ・定例会議で、『いいね!』⇒就業時間以外の生産上の課題に対しても、以前より積極的に提案するようになってきた!
- ・相手の表情のちょっとした変化に対して気づきやすくなった。
- ・部下たちが自律的に目の前の「次のステップ」を設定できるようになってきた。
4.半年間を振り返り
- ・ものの見方・考え方・人との接し方など、多くの刺激を頂けた講座でした。
- ・皆様(講座参加者)の真摯な『思い』が伝わって、自分も周りに対してそうありたいと強く思いました。
- ・簡単に判った気分になってはいけない、『実践』してこそたどり着けるのだと改めて感じています。