茨城にある従業員100名ほどの製造業で「ハラスメント対策研修」を実施いたしました
こちらの会社では従業員同士の意識レベルを合わせるため、複数回の研修を実施、従業員全員が受講されています。
昨年に続き2回目となる今回の研修では、事前の講師との打ち合わせにて要望を伺い、前回の振り返り~新しいハラスメント知識も含めた内容にいたしました。
復習として「ハラスメントチェック」を行い理解を深めたのち、未然防止のため「寄り添うリーダーシップ」の解説を行いました。
目次
ハラスメント研修受講者の声
マネージャー層
・年々新しいハラスメントが増えているため、毎年行っている、このような研修がとても勉強になる。
・ハラスメントの中身、注意点を再認識できた。世代での認識の違いを確認するのが重要と分かった。
・日々のコミュニケーションが大事ですね!
課員
・周りの方とコミュニケーションを日頃からとっていって、お互いをねぎらいながら仕事を進めていきたい。人を傷つけないようにワンクッションおいて、話しかけていきたいです。とても分かりやすい講話でした。
・研修の内容はとても良く前回のリマインドも含められていて理解しやすかった。実践すべき課題も職場内にあると感じたので、今後活かしていきたい。
社内報にてチーム・ウェルビーイングに関するコラムも配信
なお、こちらの会社では「人に優しい仕事の進め方を社内で共有化できれば」というご担当者様の思いから
講師の大美賀直子が年4回の社内報にてコラムを担当しております。(下記一部抜粋)
第2回 「悪口」をやめて「良いところを見る」人になる方法
株式会社ハートセラピー 大美賀直子(公認心理師・精神保健福祉士・産業カウンセラー)
仕事をスムーズに行うためにコミュニケーションは欠かせないものですが、腹を割った会話を楽しんでいるうちに、気がつけば「悪口」へと会話が流れている……。職場の仲間との会話がこうした方向に向かうことが多い場合、要注意です。なぜなら、仲間の悪口をくりかえし聞かせていると、ハラスメントになりえてしまうからです。・・・・・・・・・・(途中削除しますが、事例が書いてあります。)
心あたりのある方は、ぜひ「人の良いところに気づくクセ」をつけるようにしていきましょう。「気が利かないAさん」にもAさんなりに気を配っていることがあり、「行動が遅いBさん」にもBさんなりにスピーディーに行動できるように頑張っていることがあるかもしれません。自分が認めるレベルに達していないことに不満を募らせるのではなく、相手が未熟なりにも努力している姿勢に温かい目を向け、応援する気持ちで接していきましょう。すると、人のことを悪く捉えたり、悪口を言いたくなる感情が薄れていき、「人の良いところに気づくクセ」がぐんぐん育っていくでしょう。
ハラスメント対策が法制化されたから、研修をしなければならないから行うのではなく、こちらのように心から社員の幸せを望み研修を開催する会社は素晴らしいですし、講師にもその思いが伝わりますので益々お役に立てる内容をご提案したくなります。