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パワハラ行為者への個別指導 vol.2:「指導」と「感情」を切り離すアンガーマネジメント

「部下のためを思って言っただけだ」 「気が利かなくてお客様や相手に迷惑をかけるから指導しただけです。」

ハラスメント行為者(加害者)となってしまった方へ個別指導を行うと、多くの場合、本人に悪意はなく、むしろ「正義感」や「熱意」を持って指導していたケースが散見されます。しかし、その熱意が先ばしりしてしまい、感情をコントロールできなくなった時、指導はハラスメントへと変貌します。

弊社の「パワハラ行為者向け個別指導(マンツーマン研修)」では、こうした本人の思考の癖にアプローチし、行動変容を促します。あれはだめ、これはだめという指導だけでは行為は変わりません。シリーズ第2回となる今回は、多くの行為者が陥りがちな「指導と怒りの混同」と、その解決策について解説します。

「〜すべき」という思考の罠

パワハラを繰り返してしまう方に共通する特徴として、強い「べき思考」があります。

「社会人なら、これくらい言われなくてもやるべきだ」

「仕事は迅速におこなうべきだ」

「上司が残っているなら、部下も手伝うべきだ」

ご自身の中に高い基準を持つこと自体は素晴らしいことです。しかし、この「自分の中のマイルール」を、無意識のうちに部下や周囲にも同じレベルで求めてしまうとトラブルが生じます。

部下や周囲がその基準を満たせなかった時、「期待を裏切られた」と感じ、その失望感が「怒り」に変換されて相手にぶつけられてしまうのです。

 

行為者個別指導でのアプローチ:「事実」と「感情」を分ける

弊社の個人研修では、こうした思考パターンを持つ方に対し、一方的に「それは間違いだ」と否定することはしません。その考えは間違いというわけではないからです。ただそれを強要してはいけないのです。

ですので個人研修ではカウンセリングの技法を用いながら、以下のように客観的な振り返りを促します。

その「べき」は、組織の共通ルールですか? あなたの個人的なルールですか?

その指導法(伝え方)で、相手は変わりましたか?

あなたの「目的」は、部下を萎縮させることですか? それとも業務を完遂させることですか?

対話を通じて、「怒りに任せた責める指導は、自分の目的(業務遂行)すら阻害している」という事実に、本人自ら気づいてもらうことがこの研修の肝です。

 アンガーマネジメントの実践

「カッとなったら6秒数える」といった一般的なテクニックだけでなく、より現場に即した対処法をトレーニングします。

例えば、指導の前に「ワンクッション置く(タイムアウト)」習慣づけです。 部下のミスを見て反射的に言葉を発するのではなく、「今、自分はイライラしているな」とメタ認知(自分の状態を客観視)し、冷静になってから「事実」だけを伝える練習を行います。

研修受講者からは、「指導の前に一呼吸置くことで、伝え方にも気を付けて相手の言い分も聞きながら指導できた」という変化の声もいただいています。

集団研修では届かない「個別指導」の重要性

このような「思考の癖」や「感情のコントロール」は、一般的な全社員向けの講義形式の研修では、なかなか修正できません。「自分は関係ない」「自分は正しい指導をしている」と思い込んでいるケースが多いためです。

だからこそ、1対1で深く向き合う「個別研修」が必要なのです。

株式会社ハートセラピーでは、18年にわたる実績と臨床心理の知見に基づき、行為者の思いに配慮しながらも、しっかりと行動変容を促すプログラムを提供しています。

「何度注意しても変わらない管理職がいる」 「ハラスメントの再発を本気で防ぎたい」

そうお考えの企業担当者様は、ぜひ一度ご相談ください。貴社の状況に合わせた、最適な個別研修プランをご提案いたします
再発防止のための「最後の一手」として パワハラ行為者(加害者)向け 個別研修・カウンセリング
弊社では、ハラスメントを行ってしまった社員様向けの個別更生プログラムを提供しています。懲罰的な指導ではなく、心理学的アプローチで「なぜやってしまったのか」を紐解き、再発を防ぐマインドセットを醸成します。

 

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